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さて、３月。
冷たい雨が降りしきる中、義母のお誕生日祝いということで、近場の小洒落たレストランでランチを頂いてまいりました。ちょっとした事情につき来年からはそんな贅沢は出来そうに無いので、お一人様３８００円のコースを大奮発。ええ、大奮発ですとも！
先日義母と電話で喋っていた時に、
「お友達が『ここは素敵だったわよ』って言ってたんだけど、碧ちゃんちの近くじゃなかったっけ？」
と言っていたので、ではでは折角ですから・・・と予約を。フレンチを和風のお皿に盛り込んでお箸で頂くという「いかにも」なお店で、正直よくある“雰囲気と値段だけのお店”なんじゃないの？と少々不安だったんですが。いやいやなかなかどうして、予想に反してどのお料理もかなり美味しゅうございました。満足満足。
何せ、３８００円のコースで、
- 鶏のテリーヌとさよりの一夜干しピクルス添え
- かんぱちと平目のお造りグリーンペッパーソース
- ぶりの昆布巻きのポン酢じゅれ添えと蟹のムース（これが一番美味しかった！）
- ミル貝と茸の香草焼き
- かぶのポタージュ
- 仔牛の小さなステーキ
- 桜ご飯 赤だしとキャベツの浅漬け添え
- 第一のデザート 木苺のシャーベットと桜のチーズケーキと苺
- コーヒー紅茶もしくはハーブティ
- 第二のデザート お好みで（タルト、プティング、クレムブリュレ等から一つ）
２時間半かけてゆっくりお食事とお喋りを楽しんで、なかなかに充実した土曜の午後でございました。お値段はそれなりでしたが、満足度は高かったかな。
しかし、サービス料込み全体で計いちまんはっせんえん！ううううう、月末まで後○○円で乗り切らなきゃ。しばらくは粥生活だわ・・・。
こういう時、義父母は必ず何か手土産を持ってきてくれるんですね。こちらがお招きしてるんですけどねえ、と思いつつ、いつも有難く頂いちゃうんですが。今回のお土産は、専門店で買ってきたと思しき高級チーズ。ぼってりと大きなブリーとカマンブルーの塊は、袋を開けた途端にふわっと濃厚な香り漂ういかにも美味しそうなお品でございました。さっき少し切って齧ってみたんですが、やっぱり高いチーズは旨いったら！こってりと濃厚な乳脂肪の香りが舌の上でとろりんととろけて、口の中一杯に甘さが広がるこの至福と言ったら・・・。ああ、美味しい酒が呑みたい（←現在禁酒中）。しくしく。
という訳で、３月頭からしっかり食い意地日記となってしまいました。ここしばらくかなり緩んでたんで、今月はかなりタイトにダイエットしなきゃいけないんだけど・・・嗚呼食欲の春（←そんな物は無い）。
